現在、私たち建築板金工事店が主に使用する鋼板には二種類の鋼鈑があります。
それは『GL(ガルバリウム)鋼板』と『SGL(エスジーエル)鋼板』と呼ばれるものです。
屋根材や外壁材として広く使われている「GL鋼板」
その進化版として登場したのが「SGL鋼板」です。
「GL鋼板」は、アルミニウム、亜鉛、シリコンからなる亜鉛メッキ鋼板で、従来の亜鉛メッキ鋼板よりも高い耐食性を持つのが特徴です。
屋根材、外壁材として長年実績があり、現在でも多くの住宅や建物で採用されています。
そして、そこから進化を遂げたのが「SGL鋼板」
「SGL鋼板」は、GL鋼板をベースに、更にマグネシウムを加えて改良された次世代のメッキ鋼板です。
このマグネシウムの働きによって、メッキ層の防錆性能が強化され、特に錆が発生しやすい切断端部や傷部分の耐久性が向上しています。
メーカー試験では、GL鋼板と比較して約3倍以上の耐食性があるとされています。
これにより長期的なメンテナンスコストを抑えられ、特に海沿いや雨風の影響を受けやすい環境では、SGL鋼板のメリットがより発揮されます。
両者を比較すると、
「GL鋼板」・・・安価でコストと実績のバランスが良い素材
「SGL鋼板」・・・高価だが、マグネシウム添加により、更に錆に強く長寿命化した高耐久素材。長期的なメンテナンスコストが抑えられる。
